久原本家 茅乃舎
以前購入した『茅乃舎』の出汁と生七味がとっても美味しくてファンに…そんな茅乃舎の自然食レストランが福岡にある。福岡に行ったらどうしても行ってみたかった憧れのお店…
そんなわがままを伝えると、快く受け入れてもらい…なんと今回ディナーの予約を入れてくださっていた。
はやる気持ちを押さえ…いざ出発!
山の奥にひっそりと佇んでいるとは聞いていたが…大丈夫かな?ってほど辺りはどんどん暗くなっていき、電灯がほとんどないようなところをひたすら進む。
道中にはなんと野生の鹿とイノシシが…しかも何匹も!
福岡から車で走ること約40分で到着。
そこはものすごく澄んだ空気に包まれていて…空を見上げると星が近いこと!夏には蛍が見られるというのも納得の素晴らしい環境。
そんな中に大きな茅葺き屋根の建物が堂々と建っている。
かっこいい〜
念願の茅乃舎
店内は和の中にモダンな要素がうまくミックスされていてとっても落ち着く大人な空間。
天井も高くて気持ちがいい!
席にはゲストの名前とお献立が用意されていて…
いよいよ食事のスタート
相変わらず下手っぴだけど…よし、食レポいってみよう‼︎
まずは、
前菜
帆立の桜マリネにつくしと葉山葵の醤油漬け、春色のテリーヌ、筍寿司など春を一気に感じさせてくれるものばかり。どれもいいお味で見た目も綺麗で…言うことなし!
大地の恵みスープ
野菜のスープはとっても優しい味わい。ホッとする〜
鰆の燻製 オレンジジュレかけ
鰆の燻製と春野菜にオレンジの爽やかな酸味が相性抜群。盛り付けもお美しい。
春野菜と帆立の饅頭
旨味がたくさん詰まったお饅頭はほんのり温かくて美味しい。
キャベツのラザニア
とにかくキャベツが甘くて中に隠れてる豚肉燻製とよく合う。ラザニアでも豆乳クリームだととっても軽い仕上がり。
車海老包み揚げ
車海老を筍で包み揚げしたものを車海老のソースと一緒に食べる…海と山の幸を同時に楽しめる一品。
メインは、3種類から選べるなかから…
トマトすき焼きをチョイス。
ローストトマトにクレソン、ピーナッツもやし、そして大きなお肉の上にはバジルの葉が!それを真っ赤なトマト色の割り下にくぐらせていただく。
トマトの酸味と甘みがお肉の旨味を引き立てていてとっても美味しい‼︎バジルもいいアクセントに。トマトが苦手な私でもペロッといけてしまう。
筍の炊き込みご飯 ・ 納豆汁 ・ 香の物
シンプルだからこそ素材のよさがわかる。
湯葉プリン
最後のデザートは湯葉を使用した甘さ控えめの和プリン。
お腹いっぱいのはずなのに…完食。
いやぁ〜食べた食べた。もうお腹いっぱ〜い!
でも野菜本来の味を存分に楽しめるようにか、全体的に薄味に仕上がってるから全然重たくないの。どれも時間をかけて味わいたくなるような丁寧なお料理ばかりだった。
そしてここはサービスも心地がいい。お店の雰囲気にあった落ち着いた接客スタイルはゲストの満足度を更に高めるんだろうなぁ〜
憧れだった茅乃舎は…お腹も心も満腹‼︎ にしてくれるとっても素敵なお店だった。
またいつか来れたらいいなぁ。
蛍が飛んでる頃なんて最高に贅沢なんじゃない⁈
ごちそうさまでした!